2007 |
07,26 |
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EXテレビ(エックステレビ)は、日本テレビ系列で1990年4月2日から1994年4月1日までにかけて、月曜日から金曜日の深夜23:55 - 24:55(JST)に放送されていた深夜番組である。
概要
お色気番組のイメージが強かった前身番組「11PM」のイメージを一新した。「11PM」と同じく、月・水・金曜日は日本テレビ放送網、火・木曜日は讀賣テレビ放送の制作(通称:「EX Osaka」)で放送された。この番組は月曜日の放送がステレオの音声で放送されていた為、新聞の番組欄でステレオ音声を意味する「[S]」のマークが付いて、「[S]EXテレビ」と読めるという視聴者からの指摘を受けていた(ただし、途中からモノラル放送となった)。このためか、やや表現が穏やかなクリアビジョン放送となった。
日本テレビ放送網発は三宅裕司、讀賣テレビ放送発は上岡龍太郎と島田紳助(火曜日のみ)が司会を務め、原則制作局の自社スタジオから生放送されていた(ただし木曜は通常VTR収録、火曜日も末期はVTR収録に移行)。各曜日ごとにテーマを設けたが、その中で火曜日に放送された実験的テレビ番組企画(番組内では「テレビ論」と称していた)はひときわ異彩を放っていた。第一回の放送で上岡は「昨日、東京で三宅裕司がやってたつまらない番組みたいにはしません」と発言し、東京と大阪の対立を煽ることも視聴率UPに利用していた。 木曜日は、立川談志、山城新伍を迎え、最強のトリプル(月2回)や大島渚、野坂昭如、小田実ら、7人でのトークの日(月2回)があった。
なお、EXテレビのEXは、「ヤング・エグゼクティブ」を意味している。
この番組終了後は、スポーツニュースを合体させた「どんまい!!スポーツ&ワイド」に引き継がれる。
内容
月曜日 三宅と共に進行役として南美希子が登場。「チェッカーマン」と称して村田昭治(慶應義塾大学教授)がレギュラー出演。最新トレンドを紹介し、掘り下げる。流行に疎い三宅を南が引っ張る内容であった。ナレーションを現在売れっ子ナレーター武田広と日本テレビアナウンサー鷹西美佳が務めた。
途中より「今週のベストテン」コーナー(トレンドランキング)が登場。トレンドランキングの企画は『輝け!噂のテンベストSHOW』(よみうりテレビ制作)に、ランキングのフォーマットは『出没!アド街ック天国』(テレビ東京制作)に引き継がれた。この両番組は制作プロダクション(ハウフルス)が同じである。
火曜日 上岡と紳助の司会進行。基本的に「テレビ論」がテーマであった。途中、「NEWS・EXTV」のコーナーがあり、上岡がニュースキャスターを務めていた。様々な実験企画が放送され好評を博し、通常世間で「EXテレビ」といえばこの上岡・紳助版を指した(実験企画については後述)。ここで生まれた企画は現在放送されている自局の番組や特番で残っているものも多く(かつて、この曜日の放送をディレクターとして担当していたスタッフがプロデューサー・ディレクターとして関わっている番組において同じ企画が放送されるケースが多い)、また企画自体が他局に売りに出されたケースもある。
水曜日 三宅が時事問題を斬るコンセプトでスタート。舛添要一がレギュラー出演。当初は森口博子をパートナーに迎え、内容も硬派で視聴者との電話による討論(ディベート)などが行われていた。その後不評につき内容を変更。パートナーを大島智子にバトンタッチして風俗や社会現象を紹介したり豪華ゲストをお迎えしてのトークなどの砕けた内容となったが、舛添は引き続き出演していた。
木曜日 上岡が「テレビ論」をテーマに、毎回異なる企画を放送した。尊敬する二代目桂枝雀をゲストに招いて『緊張の緩和』をはじめとする落語・笑いの理論をインタビューしたり(この回は誤って2回放映された、という逸話もある)、仲のいい芸人を楽屋に呼ぶ形で『楽屋トーク』を中継したり(『芸人が見せてはいけない部分』として、批判もあった)していた。また、『笑い』『吉本新喜劇』『その時代の出来事』などを厳しく議論することもあり、特に上岡が嫌悪する『占い』『オカルト』などについてはスタジオ・ブラウン管が騒然とすることも少なくなかった。中には上岡1人を残し、無人のスタジオで上岡が延々と時間一杯までトークで繋ぐ回や、CMを番組の前後に集中して放送し、まるまる立川談志の落語をノンストップで行った回などがあり、異色の企画が多かった。
金曜日 三宅と森脇健児、西村知美が進行役として出演。内容はバラエティー(ほぼ村野武範司会時代の金曜イレブンと類似)。ロケ出演のリポーターとしてルー大柴が出演(後に森脇に変わってスタジオ出演となる)。番組内で時折見せる海パンダンスは金曜日の代名詞となった。レギュラーは他に作家の志茂田景樹、日本テレビアナウンサー(当時)藪本雅子がいた。
(出典:ウィキペディア)
EXテレビ(エックステレビ)は、日本テレビ系列で1990年4月2日から1994年4月1日までにかけて、月曜日から金曜日の深夜23:55 - 24:55(JST)に放送されていた深夜番組である。
概要
お色気番組のイメージが強かった前身番組「11PM」のイメージを一新した。「11PM」と同じく、月・水・金曜日は日本テレビ放送網、火・木曜日は讀賣テレビ放送の制作(通称:「EX Osaka」)で放送された。この番組は月曜日の放送がステレオの音声で放送されていた為、新聞の番組欄でステレオ音声を意味する「[S]」のマークが付いて、「[S]EXテレビ」と読めるという視聴者からの指摘を受けていた(ただし、途中からモノラル放送となった)。このためか、やや表現が穏やかなクリアビジョン放送となった。
日本テレビ放送網発は三宅裕司、讀賣テレビ放送発は上岡龍太郎と島田紳助(火曜日のみ)が司会を務め、原則制作局の自社スタジオから生放送されていた(ただし木曜は通常VTR収録、火曜日も末期はVTR収録に移行)。各曜日ごとにテーマを設けたが、その中で火曜日に放送された実験的テレビ番組企画(番組内では「テレビ論」と称していた)はひときわ異彩を放っていた。第一回の放送で上岡は「昨日、東京で三宅裕司がやってたつまらない番組みたいにはしません」と発言し、東京と大阪の対立を煽ることも視聴率UPに利用していた。 木曜日は、立川談志、山城新伍を迎え、最強のトリプル(月2回)や大島渚、野坂昭如、小田実ら、7人でのトークの日(月2回)があった。
なお、EXテレビのEXは、「ヤング・エグゼクティブ」を意味している。
この番組終了後は、スポーツニュースを合体させた「どんまい!!スポーツ&ワイド」に引き継がれる。
内容
月曜日 三宅と共に進行役として南美希子が登場。「チェッカーマン」と称して村田昭治(慶應義塾大学教授)がレギュラー出演。最新トレンドを紹介し、掘り下げる。流行に疎い三宅を南が引っ張る内容であった。ナレーションを現在売れっ子ナレーター武田広と日本テレビアナウンサー鷹西美佳が務めた。
途中より「今週のベストテン」コーナー(トレンドランキング)が登場。トレンドランキングの企画は『輝け!噂のテンベストSHOW』(よみうりテレビ制作)に、ランキングのフォーマットは『出没!アド街ック天国』(テレビ東京制作)に引き継がれた。この両番組は制作プロダクション(ハウフルス)が同じである。
火曜日 上岡と紳助の司会進行。基本的に「テレビ論」がテーマであった。途中、「NEWS・EXTV」のコーナーがあり、上岡がニュースキャスターを務めていた。様々な実験企画が放送され好評を博し、通常世間で「EXテレビ」といえばこの上岡・紳助版を指した(実験企画については後述)。ここで生まれた企画は現在放送されている自局の番組や特番で残っているものも多く(かつて、この曜日の放送をディレクターとして担当していたスタッフがプロデューサー・ディレクターとして関わっている番組において同じ企画が放送されるケースが多い)、また企画自体が他局に売りに出されたケースもある。
水曜日 三宅が時事問題を斬るコンセプトでスタート。舛添要一がレギュラー出演。当初は森口博子をパートナーに迎え、内容も硬派で視聴者との電話による討論(ディベート)などが行われていた。その後不評につき内容を変更。パートナーを大島智子にバトンタッチして風俗や社会現象を紹介したり豪華ゲストをお迎えしてのトークなどの砕けた内容となったが、舛添は引き続き出演していた。
木曜日 上岡が「テレビ論」をテーマに、毎回異なる企画を放送した。尊敬する二代目桂枝雀をゲストに招いて『緊張の緩和』をはじめとする落語・笑いの理論をインタビューしたり(この回は誤って2回放映された、という逸話もある)、仲のいい芸人を楽屋に呼ぶ形で『楽屋トーク』を中継したり(『芸人が見せてはいけない部分』として、批判もあった)していた。また、『笑い』『吉本新喜劇』『その時代の出来事』などを厳しく議論することもあり、特に上岡が嫌悪する『占い』『オカルト』などについてはスタジオ・ブラウン管が騒然とすることも少なくなかった。中には上岡1人を残し、無人のスタジオで上岡が延々と時間一杯までトークで繋ぐ回や、CMを番組の前後に集中して放送し、まるまる立川談志の落語をノンストップで行った回などがあり、異色の企画が多かった。
金曜日 三宅と森脇健児、西村知美が進行役として出演。内容はバラエティー(ほぼ村野武範司会時代の金曜イレブンと類似)。ロケ出演のリポーターとしてルー大柴が出演(後に森脇に変わってスタジオ出演となる)。番組内で時折見せる海パンダンスは金曜日の代名詞となった。レギュラーは他に作家の志茂田景樹、日本テレビアナウンサー(当時)藪本雅子がいた。
(出典:ウィキペディア)
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