2007 |
05,19 |
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ボケとツッコミ
2名の演者は、ボケ役とツッコミ役と呼ばれる二つの役割に分けることができる。
ボケ役は話題の中で面白い事を言うことが期待される役割である。話題の中に明らかな間違いや勘違いなどを織り込んで笑いを誘う所作を行ったり、冗談などを主に言う。
一方、その相方は、ボケ役の間違いを素早く指摘し、笑いどころを観客に提示する役割を担う。ボケ役の頭を平手や軽い道具で叩いたり胸の辺りを手の甲で叩いて指摘する事が多い。この役割はツッコミと呼ばれる。
もともとボケ役は、そのとぼける行為によって笑いを誘うことが多かったことからとぼけ役と呼称されていたが、芸席において紹介のつど「つっこみ(役)・とぼけ(役)」と称されていたことが、後に音だけで「つっこみ(役)とぼけ(役)」→「つっこみ(役)と、ぼけ(役)」のように転じたことから、現在のように「つっこみ(役)・ぼけ(役)」と称されている。
ボケ役に対しツッコミ役が口を挟む行為を「ツッコミを入れる」と言う。ツッコミを入れるタイミングそのものが、観客の笑いを誘う場合も少なくない。また、ツッコミが入ることにより、ボケ役が進行する話題に区切りを与え、構成上の小気味よいリズムを生み出す効果もある。即座にツッコミを入れず、ツッコミ役がボケを更に広げた後にツッコミを入れる「ノリツッコミ」と呼ばれるものも存在するが、これは実質的にツッコミが笑いを誘う役割を担うため、本来のツッコミとは異なる。
大辞泉によれば、ツッコミは「漫才で、ぼけに対して、主に話の筋を進める役」とされているが実際には必ずしもそうとは限らない。ボケ役とツッコミ役のどちらが話を進める役(進行役)を担うかは漫才師によって異なっている。ツッコミ役が進行する漫才師は中川家、昭和のいる・こいる、夢路いとし・喜味こいし等。逆にボケ役が進行する漫才師はビッキーズ、宮川大助・花子等。もっとも、どちらが進行役かはっきりしない漫才師も多い。 また、やすしきよしは、ボケとツッコミを二人が入れ代わり立ち代わり務めることが特色とされ、人気の要因となったが、ボケとツッコミが入れ替わるスタイルはそれ以前にも中田ダイマル・ラケットがやっており、やすしきよしのオリジナルではない。 現在では、中田カウス・ボタンに代表されるように、流れによってボケとツッコミが入れ替わるスタイルをとる漫才が多くある(オール阪神・巨人、トミーズ、おかけんた・ゆうた、チュートリアルなど)。 また、数は少ないが笑い飯、シャンプーハットのように、双方ボケと言うコンビも存在する。
(出典:ウィキペディア)
ボケとツッコミ
2名の演者は、ボケ役とツッコミ役と呼ばれる二つの役割に分けることができる。
ボケ役は話題の中で面白い事を言うことが期待される役割である。話題の中に明らかな間違いや勘違いなどを織り込んで笑いを誘う所作を行ったり、冗談などを主に言う。
一方、その相方は、ボケ役の間違いを素早く指摘し、笑いどころを観客に提示する役割を担う。ボケ役の頭を平手や軽い道具で叩いたり胸の辺りを手の甲で叩いて指摘する事が多い。この役割はツッコミと呼ばれる。
もともとボケ役は、そのとぼける行為によって笑いを誘うことが多かったことからとぼけ役と呼称されていたが、芸席において紹介のつど「つっこみ(役)・とぼけ(役)」と称されていたことが、後に音だけで「つっこみ(役)とぼけ(役)」→「つっこみ(役)と、ぼけ(役)」のように転じたことから、現在のように「つっこみ(役)・ぼけ(役)」と称されている。
ボケ役に対しツッコミ役が口を挟む行為を「ツッコミを入れる」と言う。ツッコミを入れるタイミングそのものが、観客の笑いを誘う場合も少なくない。また、ツッコミが入ることにより、ボケ役が進行する話題に区切りを与え、構成上の小気味よいリズムを生み出す効果もある。即座にツッコミを入れず、ツッコミ役がボケを更に広げた後にツッコミを入れる「ノリツッコミ」と呼ばれるものも存在するが、これは実質的にツッコミが笑いを誘う役割を担うため、本来のツッコミとは異なる。
大辞泉によれば、ツッコミは「漫才で、ぼけに対して、主に話の筋を進める役」とされているが実際には必ずしもそうとは限らない。ボケ役とツッコミ役のどちらが話を進める役(進行役)を担うかは漫才師によって異なっている。ツッコミ役が進行する漫才師は中川家、昭和のいる・こいる、夢路いとし・喜味こいし等。逆にボケ役が進行する漫才師はビッキーズ、宮川大助・花子等。もっとも、どちらが進行役かはっきりしない漫才師も多い。 また、やすしきよしは、ボケとツッコミを二人が入れ代わり立ち代わり務めることが特色とされ、人気の要因となったが、ボケとツッコミが入れ替わるスタイルはそれ以前にも中田ダイマル・ラケットがやっており、やすしきよしのオリジナルではない。 現在では、中田カウス・ボタンに代表されるように、流れによってボケとツッコミが入れ替わるスタイルをとる漫才が多くある(オール阪神・巨人、トミーズ、おかけんた・ゆうた、チュートリアルなど)。 また、数は少ないが笑い飯、シャンプーハットのように、双方ボケと言うコンビも存在する。
(出典:ウィキペディア)
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